2023年から和綿の栽培をしています。
12月に綿木引き(栽培していた綿の木を引き抜くこと)を行いました。
綿木引きの際に付いていたつぼみを収穫し、室内の陽の当たる場所につぼみを置いて、弾けるのを待っていました。
約1か月間つぼみの様子を観察していますが、約8割のつぼみが弾けて綿が出てきています。
ひとまず、2023年の和綿の栽培は終了しました。
さて、我が家では自宅で栽培した和綿で何か作れないかと考えているので、次の段階である加工をしていきます。
まず最初に綿繰り(わたぐり)という綿からタネを取り除く作業をします。
今回は手作業での綿繰りについてです。
綿繰り方法について
綿繰り(綿からタネを取り除く作業)の方法は4通りあります。
- 綿繰り機を購入して使用
- 自作で綿繰り機を製作
- 手作業で行う
- 業者に依頼する
我が家では手作業で綿繰りをしています。
出来れば、綿繰り機を購入したいのですが、新品で購入すると3万円以上します。
高いですよね。
自作で100均で材料を購入して綿繰り機を製作もしたのですが、うまくローラーが回転できなくて機能しませんでした。
仕方なく、今年は手作業で綿繰りをしています。
来年は綿繰り機、購入したいです。
手作業での綿繰り方法
手作業での綿繰り(綿からタネを取り除く作業)は、とても地道な作業となります。
個人差があると思いますが、1日に30分以上は、親指の爪が痛くなって続けられないので注意が必要です。
手での綿繰り方法ですが、至って簡単。
綿の房の中にタネが入っているので、タネにくっついている綿を引き裂くだけです。
綿繰りのコツと注意点
綿の状態によって、タネから綿が取れやすかったり、取れにくかったりします。
収穫後、陽に当てて乾燥させたものは、取れやすいです。
注意したいこととして、房に葉っぱカスやゴミが付着していることがあるので、綿繰りの際にはキレイに取り除くこと。
収穫時には、はじけた実ごと収穫するのではなく、葉っぱの部分を取り除いた房だけを収穫すると葉っぱカスが付かなくて良いです。
手作業での綿繰りのまとめ
今回は手作業での綿繰りについてまとめました。
綿繰りは綿の収穫後、綿からタネを取り除く作業をいいます。
手作業での綿繰りは根気のいる作業です。
綿繰りは手で取り除くことができますが、専用の綿繰り機で行う方が効率的です。
手作業だと指が疲れてしまうので長時間の作業は無理。
毎日地道に作業しなければなりません。
タネを付けたまま放置してしまうと、綿が変色してしまいます。
春の種まきまでには綿繰りの作業を終了させます。