2023年春に初めて和綿の種まきを行いました。
夏には花を咲かせ、実になり、実がはじけて綿の収穫をしてきました。
2023年12月中旬、急に寒くなってきた日に綿木引きをしました。
綿木引きとは栽培していた綿の木を引き抜くこと。
栽培地域によりますが12月中旬~下旬に行うようです。
綿栽培を一巡できたという達成感と毎日の観察の楽しみが無くなる寂しさを感じています。
今回は綿木引きの様子をまとめました。
綿木引き前1:葉っぱの様子
11月に入ったころから葉っぱが枯れてきました。
綿木引き当日は半分ほど葉っぱが枯れています。
それに、はじけていない実もチラホラ見受けられます。
はじけていない実は木引き前に収穫しておいてから、綿木引きを行いました。
綿木引き前2:はじけていない実を収穫
綿木引き前に、はじけていない実や、はじけきれていない実を収穫。
実だけになっても後日はじけて綿が出てくるようです。
陽の当たる場所に置いておくことにします。
綿木引きの様子
我が家で栽培していた和綿は、地面とプランターの半々で栽培。
地面で栽培した綿は、すんなり引き抜くことができましたが、プランターで栽培していたものは一苦労。
木を引き抜こうとするとプランターも浮いてしまうので、足でプランターを抑えながらの引き抜き。
足に土がかかってしまったり、よろけたりしてしまいました。
引き抜いてみて分かりましたが、我が家の場合、地面よりもプランター栽培の方が大きく根が張っていました。
種まき前にプランターには草木灰を混ぜ込んだからなのでしょう。
土づくりは大切だということが身をもって分かりました。
引き抜いた綿の木は、毎夏収穫できる「みょうが」の根が張っている一帯の上に被せました。
綿木引きをして1週間後の実の状態
綿木引きをしたときに収穫した実です。
収穫後、天窓の下に1週間置いていたら、約半数がはじけてきました。
やはり、室内は暖かいので実が一斉にはじけ始めました。
木にぶら下がっていなくても、はじけるんですね。
もう少し綿がフワフワに伸びてきたら、綿の部分を取り出すことにします。
まとめ
綿木引きの様子をまとめました。
綿木引きは12月に行う地域が多いようです。
2023年は12月でも気温20度を超える日があり、例年よりも暖かい日々が続いていました。
しかし、12月になって実がはじけることが前月よりも少なくなってきました。
木引きをせずに放置したままだと、実がカビてしまうこともあるようです。
はじけていない実は収穫後、家で日向にあてて綿がはじけるのを待った方が良いようです。
実際、実を収穫して家の日の当たる場所に置いておいたら、1週間ほどで実が弾けて綿が収穫できました。